初めてのミニカー

これはまだ自分が子供だった頃の話で、初めてのミニカーを手にした時の話になります。

あれは夏の暑い日で、自分の親父はほとんど喋らないような寡黙な人だったのですが、会社の帰りにスイカを買ってきてくれることがよくありました。

自分は親父のスイカが大好きで、買ってきてくれると大喜びをシました。そしてよく一緒にスイカを食べていると、たまにしか喋っていないのにコミュニケーションが取れた気がすることもあったのです。

そんな親父が、いつの日かスイカではなくミニカーを買ってきたことがありました。
その時に何故スイカではなくて、ミニカーなのかと聞いたのですが、答えてはくれませんでした。

もちろん子供だった自分はミニカーも大好きだったので、とても喜んで受け取って毎日のように遊んでいました。

そのうちに親父はまたミニカーを買ってきてくれました。いつの間にかスイカよりもミニカーを買ってくることのほうが多くなっていたのです。

ある日私は歩いている時に、その父の買ってくれたミニカーを落としていたのです。
いつもしっかりと握っているのに、私は知らない間に落としてしまっていたのです。落としたことには全く気付きませんでした。

するととても可愛い七歳くらいの女の子が、ミニカーを拾って持って来てくれました。「落としましたよ」そう言って私の手に、ミニカーを渡してくれたのです。

突然でとても驚きました。落としたことにも気づかなかったので、本当に驚いたのす。でも嬉しかったのです。そのまま誰も気づかなかったら、私はもうミニカーを見る事はなかったかもしれません。だからホッとしたのです。

それにしてもその七歳くらいの女の子は、本当に拾ってくれて良かったです。

拾ってくれなかったらと思うと、今ミニカーはどうなっていたのでしょう。見つからないかもしれません。犬がくわえていっていたかもしれないし、小さい男の子が気にいって持って帰ってしまったかもしれないと、本気で心配して、安堵したのを覚えています。

その落とした車が無事になくなることがなかったので、父からもらったミニカーは一台もなくすことなく全部しっかり持っています。

どうして父がスイカとミニカーを買ってきてくれたか。当時はわからなかったのですが、今思い返せばわかります。親父は結局自分が一番喜んでくれるものを探していてくれたんだと思います。それが科目だった父親の自分に対する愛情表現だったんだと思います。
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